投稿者: ryou1

１００年以上前の畳を新調させていただきました。

担ぎ上げるとクタ～。体に巻き付きます。厚みが本来の半分ほどになり、せんべい布団のようです。元々の畳の由来が「むしろ」のような敷物で、たたんでかたずけることができることからきたという説もあり、今の畳の姿は進化？変化？してきたものだと言えるかも…。もちろん最新のインシュレーションボードと断熱フォームを使った現代の畳に交換です。清潔な畳の上で快適に暑い夏を過ごしてもらえると思います。

地域の重要な施設は集会所。みんなが集まってああだこうだ？

新型コロナの影響で総会もままならないご時世ですが、だからこそ今のうちにキレイにしておくって大事です。平穏な日々が戻って、ここに大勢の人が集まれる日がくるのがまちどおしい？施設を気持ちよく使ってもらえたら畳屋もうれしい～。

今年も宇和町小学校２年生の子供たちが見学に来てくれました。

畳の作り方の説明から始まり、材料の説明、時代の変化の話など、目をキラキラさせて話を聞いて、疑問に思ったことを素直に問いかけてくれます。機械の動きに驚き熱心に見入る表情はこちらもワクワクしてきました。「畳屋さんになりたい！」とか「また見に来る！」とか、随分興味を持ってくれたようです。今年も楽しいひと時が過ごせました。引率の先生方もありがとうございました。

町内の有名な飲食店様より表替のご依頼～。

新型コロナ騒ぎでどこの飲食店も大打撃を受けてます。このお客様は上手に補助金を利用してタタミ替えを行いました。いろいろ改装するのも有効ですが、畳の表替だけでもかなり印象が変わってきます。清潔感のある小部屋で家族団らんなどしてもらえたらうれしいです。今なら畳のいい香りもついてきますよ～。

子供たちが元気に走り回ってます。さすがに畳の痛みが早い～。

作業できるのはお昼寝のない土曜日だけ？日曜日はお休みさせてもらってるので１日でできる枚数は１２枚くらい…。三週に分けて作業させていただきました。新しくした部分と古い部分が隣り合う珍しい光景です。こんなに痛んじゃうんですね。子供たちが元気な証拠です。畳屋としては有難いことです～。

取引先の大工さんから地元の集会所の表替の注文～あざ～す。

双海の高台にある集会所。向こうに海が見えてます。西予市だと公共施設には補助金が支給されるのですが、ここはそんな制度がないらしく、住民の負担だそうです。おかげで相見積もりもいりませ～ん。西予市の集会所も何件か見積だしたんですけどね…。まだお返事いただけません。お待ちしてます。

お山の上にある神社。長い階段が目の前に～。こりゃたまらんってことで、工務店さんが設置してくれてるスロープと運搬車を拝借です。

こんな感じ～。今回、指定がオールわら床。１枚が約４０Kg。８枚ですが３２０Kg…。さすがにたまりません。かわいい運搬車ですが、強力～。坂を登り切ったところで水平に戻る時がドキドキ？落ちるかも～。すこし滑るかんじでしたが落ちずに堪えてくれました。

敷き込み完了～。数メートルの移動ですが以外に身体にきた～。３日ほどたちますが、未だに肩や足にコリがあります。そろそろ重労働は控えたい年齢…。地元の人たちに大切にされている神社。末永く維持していってほしいな～。

下松葉のK様邸。美装が終わって翌日朝の敷き込みです。お昼から検査～。

今回は清流の銀鼠色と墨染色の組み合わせ。最近こんなの多いな…。

いよいよゴールデンウィーク突入～。コロナ禍でお出かけもままなりませんが…。当店も１～５日までお休みします。作業は出来ませんが、依頼やご質問は受けてます。ご遠慮なく連絡ください。

卯之町駅前になにやら大きな施設が…。人ごとに思ってましたが、思わぬところから畳の依頼を頂きました～。

子供たちがくつろげる場所。その一角にタタミのスペースを作って頂きました。こういうのいいんですよ？特に冬場～。暖房が入ってるといっても、やっぱり足元は寒いです。畳のありがたみはこういう所で実感。柔らかさも活かすために５５ｍｍにしました。イベント時には撤去ということで、置いてあるだけですが…。子供たちがつばえたらズレてくるかも？

春ですね。卒業・入学・就職・転勤。人の動きが活発になる季節です。アパートやマンションに引っ越すと畳が綺麗になってますよね。ほとんどの不動産屋さんや大家さんはきれいなお部屋を提供したいと気にかけてくれています。

今回の現場は三瓶町。学生さんが入居予定とか？畳の上で勉強がはかどるとうれしいです。

この時期、畳屋も大忙しでした…。退居と入居のトラックが重なるなんてこともありました。引っ越し屋さんにお願いして畳を納品したものです。最近は～少なくなりましたね。やっぱり時代の変化？洋間のお部屋が圧倒的に多くなりました。和室だったものがリフォームでフローリングになってたり…。畳屋には厳しい時代です。