某施設に畳を納品したのですが、手違いで畳表の交換となりました。
取り替える前の畳。いぐさを使った従来の畳です。本物にしかない、いい匂いがしてます。肌触りも気持ちいい~。
取り替えた後の畳。ダイケンの和紙表”銀白”を使用しました。今回お客様が求めた物はカビがこなくて耐久性のあるもの。使用頻度の高い場所ではこういった機能性も求められます。もちろん従来の”いぐさ”を使用した畳も湿度の調整やお手入れさえ怠らなければ問題ないのですが、それでも管理の負担は発生します。
この”銀白”という商品はたいへんよく出来ていて、見た目も自然で肌触りもビニールのようなツルツルした感触でなく本物に近い味わいをだしています。工務店様もその出来栄えに驚いていました。残念なのは匂いがないね…。調湿作用もないため空気の浄化といった働きはありません。でも、便利です。
全てを満足させる製品は残念ながらありません。使用する場所や用途に応じて最適なものを使い分けるのが大事なんでしょうね…。